小学算数では最初にたし算とひき算をまなびます。1~10までの数をつかい、たし算とひき算をするのです。
たし算とひき算をするためには、かずを理解しなければいけません。1~10までのかずがどのような意味をもち、何をあらわしているのか知るのです。これによって、数字の計算ができるようになります。
まずは、かずの数え方をまなびましょう。そのあと、たし算とひき算の方法を解説していきます。
かずの意味を知る
かずにはどのような意味があるでしょうか。たとえば買い物では、数字を計算しなければいけません。計算をするためには、かずをまなぶ必要があります。
そこで、まずは1~10までのかずをまなびましょう。たとえばリンゴがあるとします。リンゴのかずと数字はいかのようになります。
数字とリンゴのかずをあわせられるようにしましょう。たとえば、いかでは車のかずはいくつでしょうか。
車を順にかぞえると、1、2、3となります。そのため、車のかずは3つです。
また、いかではケーキのかずはいくつでしょうか。
このばあい、ケーキのかずを順にかぞえると、1、2、3、4、5、6となります。そのため、ケーキのかずは6つです。計算をするためには、かずの意味を知らなければいけません。そこで、1~10までのかずがなにを表しているのかまなびましょう。
たし算のほうほう
つぎに、たし算をしましょう。同じものをくっつけることによって、かずがどうなるのか知るのがたし算です。たし算では\(+\)という記号をつかいます。いかのようにたし算をかんがえます。
- \(1+3=4\)
車が1つあります。ここに車が3つ加わると、合計で車は4つになります。
それではケーキが3つあり、ここにケーキが4つ加わると、合計でケーキはいくつになるでしょうか。いかのように、ケーキ3つとケーキ4つをたしてみましょう。
- \(3+4=7\)
このように、3と4をたすと7になります。かずをたすことによって、かずは増えていきます。
1~10までのかずのたし算をおこなう
たし算の方法をまなんだあと、1~10までのたし算しましょう。いかのような計算問題をたくさん解くのです。
- \(1+4=5\)
- \(6+1=7\)
- \(2+3=5\)
- \(6+4=10\)
- \(6+3=9\)
- \(4+5=9\)
- \(9+1=10\)
- \(6+2=8\)
最初は指を使ってかぞえてもいいです。指は10ほんあります。そのため、慣れるまでは指を使ってたし算をしましょう。
たとえば、\(2+6\)をしてみましょう。\(2+6\)なので、最初の指は2です。
つぎに、6をたします。
そうすると、8が答えになるとわかります。
ひき算とは何か:かずをひく計算
また算数では、たし算と同時にひき算をまなびます。たし算では、かずが増えていきます。それにたいして、ひき算ではかずが減っていきます。かずが減ることはおおく、たとえばあなたがリンゴを食べるばあい、リンゴのかずは減ります。
そこで、つぎにひき算をまなびましょう。ひき算では\(-\)という記号を使います。ひき算ではいかのようにかんがえます。
- \(3-2=1\)
ケーキが3つあります。あなたがケーキを2つ食べるばあい、ケーキは1つ残ります。3つのケーキのうち、2つのケーキを食べてしまったので、ケーキは1つしかありません。
つぎは、リンゴの木をかんがえましょう。木に5つのリンゴがあります。あなたがリンゴを3つとって食べるとき、残りのリンゴはいくつでしょうか。
- \(5-3=2\)
5から3なくなると、2になります。そのため、答えは2です。このように、かずが減るのがひき算です。
1~10までのかずのひき算をおこなう
そこで、1~10までのかずを使ってひき算をしてみましょう。たし算と同じように、ひき算でも計算問題を解くといいです。いかのようになります。
- \(4-1=3\)
- \(6-1=5\)
- \(3-2=1\)
- \(6-4=2\)
- \(10-3=7\)
- \(8-5=3\)
- \(9-2=7\)
- \(6-2=4\)
かずをみても、ひき算ができるようになることはありません。そこで慣れるまで、じっさいのかずがどうなるのか指を使って計算しましょう。
たとえば、\(7-3\)はどのようにひき算をすればいいでしょうか。\(7-3\)なので、最初は7をつくりましょう。
つぎに、かずを3つ消します。
すると、4が答えになるとわかります。
こうして、ひき算の計算をしていきましょう。
たし算とひき算をおこなう
小学校ではかずの考え方をまなびます。そこで、かずの意味を理解するようにしましょう。
なお算数では1~10のかずを使うたし算とひき算をまなびます。1~10のかずを使い、たし算ができるようにしましょう。またひき算についてもできるようにしましょう。
たし算やひき算をするとき、慣れていないと計算することができません。そこで慣れるまで、指を使って計算してもいいです。